24日、リヴァプールのユルゲン・クロップ監督はレスター戦に向けた記者会見に出席。
その冒頭、またしてもユーモアある行動を見せた。
記者がプレスルームに集まりこれから会見がスタートするという時に、なにやら右の方を見つめニヤニヤしていたクロップ監督。そして「今日、誕生日なんだ」と記者たちに囁きかけた。
クロップ監督が誕生日だと紹介したのは、この日の記者会見を仕切っていたプレスオフィサーのマット・マッキャンである。
クロップ監督のこの粋な計らいに記者たちも乗っかり、プレスルームには"Happy Birthday"の歌声が響き渡った。
まさかの“サプライズ”にマッキャンもこの表情!
クラブの広報というのはどちらかと言えば裏方的な存在だが、そうした人のお誕生日もみんなで祝おうというクロップ監督らしい素晴らしい心配りであった。
こうした行動を、会見の冒頭に行うあたりにクロップ監督の賢さも感じる。このようなサプライズを行うことで、この後の記者会見も穏やかなムードになるはずだからだ。そして、この日がマッキャンの誕生日だということを知らされた記者たちのリアクションがクロップ監督へのポジティブな感情を表している。
昨日、マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は記者と衝突し記者会見場から突如姿を消し話題となったが(詳細はこちら)、記者との付き合い方に関してはクロップ監督が一枚上手であるようだ。