『Guardian』は「アーセナルのドイツ代表MFメスト・エジルは、今季の好調のきっかけは怪我の時に視点を変化させたことだと話した」と報じた。
今季久々にプレミアリーグの優勝争いで存在感を見せているアーセナル。その中心となっているのが、圧倒的なペースでアシストを量産するメスト・エジルだ。
マンチェスター・シティ戦でも勝利に貢献した彼は『Kicker』のインタビューに答え、今季の好調のきっかけについて語った。
また、現在レアル・マドリーに復帰するという噂に加え、アーセナルが契約更新のオファーを準備しているという報道もあることを受けて、去就についてもコメントしている。
メスト・エジル
「最も大きな変化は、昨年怪我をしたときから始まった。僕はダイエットの方法を変えて、生活の中でより詳細なところに目を向け始めたんだ。
例えば、僕は休息時に理学療法を受け始めて、良い眠りを確実に取るようにした。それは、イングランドではとても重要だ。
ここは世界で最速のリーグだ。そして、ウインターブレイクがない上、しばしば週に2試合を戦わなければならない。
怪我をしていたときにはサッカーが懐かしかった。そして、僕はそのようなことは2度と起こって欲しくないんだ。
従って、僕は今それを避けるために、やれることは全てやっている。それはまた、上手くプレーしていればより自信を持てる、という点にも繋がっていく。
今季のチームはより成熟しているし、さらに一貫性を持っている。そして、僕はピッチで多くの助けを得ることが出来ている。ベストを尽くせるのはそれがあってこそだ」
「(退団の噂も、契約更新の噂もあるね? アーセナルとの交渉については?)
僕の契約は2018年まである。つまりまだ2年半残っているんだ。急ぐ必要はない。
交渉は今のところない。しかし、僕は言えるのは、ロンドンで非常に幸せだということと、レアル・マドリーからここに来るという決断をしたことは正しかったという思いだけだ。
怪我をしている時を除けば、僕がアーセナルを愛していると感じない日は1つもないよ」