最近、調子を落としているリヴァプール。

先週末にはアウェイで昇格組のワトフォードと対戦し0-3の完敗を喫し、プレミアリーグの直近3試合で勝利がない。

さて、そんなこの日のワトフォード戦で失点に絡むミスをしてしまったのが、ハンガリー代表GKアーダーム・ボグダーンだ。

この夏、ボルトンから加入したボグダーン。

チームにはシモン・ミニョレがいるため、今季はキャピタル・ワンカップでの出場のみとなっていた。リーグカップではボーンマス戦で好セーブを連発するなど活躍していたボグダーンだったが、今季初となるプレミアリーグのゲームはほろ苦いものとなった。

試合開始早々の2分、相手チームのコーナーキックの処理を誤りボールをこぼしてしまい、これをネイザン・アケに押し込まれてしまったのだ。

ボールは特に高速であったわけでもないが、目の前に入ってきた選手が視界に入ったのかボグダーンは痛恨のキャッチミスでワトフォードに先制を許してしまった。試合後「あれはミスだったと認めるべきものだ」と話しているのだが、実はこの試合には他にもボグダーンのミスがあった。

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