2015シーズンのJ2において、大きなサプライズとなった4年目の森下仁之監督率いるツエーゲン金沢、初年度のJ3を制して昇格してきたチームは、前半戦に怒涛の6連勝、13試合連続無敗を記録し、一時は首位に立った。

後半戦はわずか2勝で結局12位に終わったものの、昇格1年目としては十分な成績。また、最終節では開幕戦も戦った大宮アルディージャのJ1昇格をクラブとサポーターがともに祝福するなど、北陸新幹線の開業イヤーに相応しい見事なパフォーマンスをピッチ内外で見せている。

その金沢が18日、adidasとオフィシャルサプライヤー契約を締結したことを発表。2016シーズンに向けた新ユニフォームをお披露目した。

Zweigen Kanazawa 2016 adidas Home

金沢の2016ホームは(1st)は赤を基調に、黒と黄色をアクセントとして使用することにより、「黒百合」のクラブエンブレムを表現。カラーリングに加えadidasというところから、現在FIFAランキング1位のベルギー代表も思わせる。

また写真だと分かりづらいが、左肩から右腰にかけてさりげないタスキモチーフを配置。選手一人一人がタスキをかけてJ1へ邁進する姿、さらにファン・サポーターと一体となり、クラブを共に支えていくというイメージが込められている。

ユニフォームスポンサーは、胸の「北國新聞」、背中の「北國銀行」、袖の「米沢電気工事」、パンツの「サンキュー」がいずれも継続しているが、注目は背面!

Jリーグが15日に発表した、第5のユニフォームスポンサー掲出可能箇所“背面下部”を金沢は早くも導入(おそらく第1号)。新たに地元の澁谷工業と契約を結んでいる。

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