『sportwitness』は「イングランド・プレミアリーグのアーセナルは、火曜日の夜に行われたクプ・ドゥ・ラ・リーグのレンヌ対トゥールーズにスカウトを送った」と報じた。

記事によれば、そのターゲットはトゥールーズの19歳ジネディーヌ・マシャシュであるそう。

マルセイユ出身で、モロッコとアルジェリアのハーフでありながらフランス生まれという出自を持っている選手だ。

昨年マルセイユの下部組織からトゥールーズに加入し、5月23日のニース戦でデビュー。今季は徐々に出場機会を増加させており、モンペリエ戦では初ゴールも決めた。

若くして185cmという恵まれた体格を持つボランチで「8番の役割」を得意とし、アイドルはポール・ポグバだと語っていたことがある選手だ。

また、その他にもアーセナルはレンヌに所属しているフランスU-19代表MFジェレミ・ボガ、同代表FWウスマヌ・デンベレの両名も注目しているという。

前者は今夏チェルシーから貸し出され、レンヌではワントップでも使われるなどストライカーとして覚醒中。今季デビューした後者は両足を巧みに使える高い技術を持つ、レンヌユースの至宝と呼ばれるウイングだ。どちらも今年18歳である。

そして、同じロンドンのライバルであるトッテナム・ホットスパーもこの試合に注目していたようだ。

スカウトの目的はトゥールーズに所属している元フランス代表FWウィサム・ベンニェデルであるとのこと。

小柄ながら両足を問題なく使う高い技術を持つ、近年珍しいシュートテクニック系ストライカーとして知られるベンニェデル。数年前までボランチであったが、この数年で必ず2桁を取ってくる点取り屋としてブレイクした。

しかし今季は苦しんでおり、これまで前半戦で3ゴールと不調。トゥールーズは彼の放出に1000万ユーロ(およそ13.2億円)を求めていると言われている。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介