18日、『Southwales Evening Post』は「両足を切断することになったカラム・ウィリアムズ少年の元に、ウェイン・ラウトリッジと元選手のリー・トランドルがサプライズ訪問した」と報じた。

モリストン病院に入院しているカラム・ウィリアムズ少年は今年11歳。重度の先天性内反足で生まれ、生後12ヶ月で最初の手術を受けた他、何度もメスを入れてきたという。

しかし足の状況は良くならず、腫れや痛みが引かなかった。そして先日ついにその両足を切断することを決め、6月にその手術が行われた。

治療が終わった後、彼は義足を付けて生活する練習を行っていたのだが、彼がスウォンジー・シティの大ファンであることを聞いた母(シングルトン病院の看護師であった)の同僚がクラブに連絡。

そして彼に作られたのが、なんとスウォンジー・シティのロゴ入り義足。それを着用してリハビリを行っていた彼の元に、今回ラウトリッジとトランドルの両名が訪れた。

切断から半年で既に自転車トレーニングやサッカーまでこなす少年には、ラウトリッジも「彼の進歩は信じられないね」と驚きを見せていたようだ。

なお、カラム・ウィリアムズ少年は12月27日のWBA戦でマスコットボーイを務める予定になっており、このスウォンジー・シティ柄の義足を地元の大観衆の前でお披露目することになる。

ちなみに、カラム少年はこの試合のスコアを3-0の勝利と予想しているようだ。

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