チャンピオンズリーグからの敗退などもあり、風当たりが強くなっているマンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督。

そんななか、アヤックスとバルセロナにおいて彼のもとでプレーした元オランダ代表FWマルク・オフェルマルスがその非難に物言いをつけた。

現在はアヤックスでフットボール・ディレクターを務める42歳の名ウィングが語った言葉を『The Sun』が伝えている。

マルク・オフェルマルス(元オランダ代表)

「この段階で彼を強く非難するのはクレイジーだ。

フットボールでは忍耐が必要なんだ。彼らは新たなチームを構築しているところだ。

そうさ、彼らは多くの資金を費やした。だが、彼の仕事は彼に任せよう。

彼はこれまでのキャリアにおいても困難な時を経験してきたが、常に切り抜けてきた。彼は生き残り、非常に強いチームを作り上げるだろう」

「ファン・ハールには強い個性がある。でも、フェアだし、選手たちの話も聞く。

僕らはいつも彼の練習を楽しんだし、それはファンタスティックだった。

だが、彼は毎日100%を求める。18歳だろうか35歳だろうがね」

また、オフェルマルスは64歳のファン・ハールが“遅れている”という意見についても、「彼の頭はとても若いままさ。10年前と同じ人間だよ」と一蹴した。

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