『L'Equipe』は「リーガ・エスパニョーラのレアル・マドリーは、ラファエル・ベニテス監督の解任を準備しており、その後任はジネディーヌ・ジダンとなる」と報じた。

今季カルロ・アンチェロッティ前監督に代わってラファエル・ベニテス氏を新指揮官に迎えたレアル・マドリー。

序盤戦は無敗を続けるなど好調さを見せたものの、セビージャとバルセロナに連敗してからは不安定なパフォーマンスが続き、先週末もビジャレアルに敗れてしまった。

既に首位のバルセロナからは勝ち点5の差がついており、監督とは旧知の仲であるフロレンティーノ・ペレス会長も堪忍袋の緒が切れてしまっているという。

そのため、ベニテス監督に与えられた猶予はもう既になくなっており、「次の失敗」があった場合は即座に指揮官の交代を行う予定であるという。

その後任となるのが、リザーブチームに当たるレアル・マドリー・カスティージャ(3部)で監督を務めている元フランス代表MFジネディーヌ・ジダンであるとのこと。

今年のレアル・マドリーは20日のラージョ戦、30日のレアル・ソシエダ戦を残しているが、今季のリーガはウインターブレイクが存在しないため、3日のバレンシア戦、10日のデポルティーボ・ラ・コルーニャ戦と厳しいスケジュールが続く。

ラファエル・ベニテス監督に更なる失敗が許されないとすれば、1月のマーケットを前に何らかの動きがあってもおかしくはない。

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