15日、オーストラリア・Aリーグ公式サイトは「ニューカッスル・ジェッツに所属している韓国人DFイ・キジェは、蔚山現代に加入するための手続きを行っている」と報じた。
2012年に清水エスパルスに加入したことで知られるイ・キジェは、2015年1月にニューカッスル・ジェッツと契約し、昨季は12試合で2ゴール、今季は8試合に出場していた。
サイドバックだけではなくウイングとしても起用されるなど重用されてきたものの、既に彼はチームを離れる可能性が高くなっているようだ。
既に15日にはオーストラリアを離れて韓国に帰国し、蔚山現代への加入に向けてメディカルチェックを行っているとのことだ。
ニューカッスル・ジェッツは金曜日にアデレード・ユナイテッドとのAリーグ第11節を迎えるものの、イ・キジェはそこでは起用することが出来ない。
なお、契約はまだ残っているため、蔚山への移籍が決まれば違約金が発生する形となるが、その額については明らかにされていない。
蔚山現代はかつてJリーグでプレーしていた選手を積極的に受け入れることで知られ、今年は増田誓志やチョ・ヨンチョル、チョン・ドンホなどが所属している。