『Mirror』は「アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、獲得が噂されるカリム・ベンゼマについて話した」と報じた。

同じフランス代表のマテュー・ヴァルブエナを恐喝したとして逮捕されており、現在事件の調査が進められているカリム・ベンゼマ。EURO2016を控えている代表チームからも招集を停止されることになり、波紋が大きく広がっている。

その彼を獲得しようとしているのではないか? といわれているのがアーセナル。夏にはそれに失敗したと報じられており、冬に再挑戦するのではないかと推測された。

しかしアーセン・ヴェンゲル監督は会見で以下のように話し、オリヴィエ・ジルーへの信頼を明らかにするとともに、ベンゼマはまずプレーすべきではないと語った。

アーセン・ヴェンゲル
(アーセナル監督)

「オリヴィエ・ジルーはヨーロッパでも最高のクラブの一つでプレーしており、ゴールを決めている。

もし彼の出場した試合数とゴール数を見れば、誰もがオリヴィエ・ジルーに信頼を与えなくてはならないだろう。

彼はただのゴールスコアラーではない。チームのために働く男だ。私は、彼がヨーロッパでベストストライカーの一人だと思っている。

彼は最近試合の内容、そしてフィニッシュも改善させてきた。水曜日はこれまででも最高のパフォーマンスの一つだっただろう。

ジルーは12月で消耗していない。なぜならストライカーは少し多くの仕事が要求されるものだし、彼は入ったり出たりして、息抜きを得てきたからだ。

私はいつか再びそうしなければならないとは思う。彼は多くのエネルギーを要求される試合を経験してきた。チームには時に休息が必要になるものだ。

彼ら(ジルーとウォルコット)は一緒に良いプレーが出来る。水曜日にやったことはそれだし、今後の数試合でも試すだろう。

それはチームの世界的なバランスに依存するものだ。アレクシス・サンチェスがいれば、それはまた少し異なってくる」

「(カリム・ベンゼマ獲得の噂があるが、恐喝容疑で逮捕されている)

我々はただ『オリヴィエ・ジルーが素晴らしいストライカーである』としか言えない。それがカリム・ベンゼマを買えない理由の背後にある。

法的な問題は、判決を受けない限りは判断できない。その時を待たなければならない。

現時点で彼は調査中の身なのでプレーできない。それらがクリアにならない限りはね。彼はプレーすべきではない」

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介