『FOX Sports』は「Aリーグのメルボルン・シティは、サウジアラビアのアル・ナスルから届いた200万ドル(およそ2.4億円)のオファーを断った」と報じた。

サウジアラビアの名門アル・ナスルは、現在元イタリア代表DFのファビオ・カンナヴァーロ氏が監督を務めていることで知られるクラブ。

昨季のサウジ・プレミアリーグでは優勝を果たし、2016年度AFCチャンピオンズリーグへの出場権も獲得している。

ところが今季は開幕から不調を続けており、9試合を終えたところで7位と苦戦。特に昨年爆発したFWアル・サハラウィが4得点と不発で、中盤からのお膳立てが不足している。

そこで彼らが目を付けたのは、メルボルン・シティで今季既に6アシストを決めた稀代のパサー、オーストラリア代表MFアーロン・ムーイであった。

アル・ナスルは獲得に向けて200万ドルという価格を提示して正式なオファーを送ったとのこと。これはメルボルン・シティだけでなく、Aリーグの歴史上最高額である。

しかし、メルボルン・シティはこのオファーを拒否する方針を固め、ムーイは少なくともシーズンの終了まではチームに留めておくという選択を下したとのことだ。

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