2月5日、ヘラルド・サンは「ウエスタンシドニー・ワンダラーズに所属しているオーストラリア代表MFアーロン・ムーイは、6月にメルボルン・ハートへ移籍することが決定した」と報じた。
アーロン・フランク・ムーイは1990年生まれの23歳。ボルトン・ワンダラーズの下部組織出身で、スコットランドのセント・ミレンでもプレー経験がある、オーストラリア代表MF。東アジアカップの予選では3試合で3ゴールをあげる活躍を見せている。
2012年のウエスタンシドニー・ワンダラーズ創設から一貫して中心選手として活躍している「10番」であり、力強いゲームメイクと精度の高いフリーキックを持っている司令塔。小野伸二以上に大事な存在と言えるMFであった。
しかし今回、ワンダラーズ側は契約延長のオファーを送っていたものの、オーストラリアン・マーキー・プレイヤーの契約(※)に加えて複数年の条件であったメルボルン・ハートの提案を受託し、移籍を決断したと考えられている。
(※サラリーキャップ制度に該当しない選手。各チームには外国籍1名+自国籍1名+若手1名の獲得が可能)
今季最下位と低迷しているメルボルン・ハートは、先日マンチェスター・シティによって買収されており、突然Aリーグで最も豊かなチームに変貌している。