『Gazzetta dello Sport』は「カルロ・アンチェロッティ氏は、ACミランは投資と収益を必要としていると話した」と報じた。

この数年セリエAで好成績を残せずに苦しんでいるACミラン。今夏は選手の獲得に大きな投資を行ったもののそれが劇的な効果を現してはいない。

さらに夏に交渉を終えたはずの株式買収交渉については、タイ富豪のビー・テイチャウボル氏の資金調達が上手く行っていないようで、どんどん契約の時期が遅れてしまっている。

『Premium Sports』の取材に対してカルロ・アンチェロッティ氏は、監督を務めているシニシャ・ミハイロヴィッチ氏については良い選択をしたと言いつつも、それ以外にもアイデア、投資、収益が必要なのだと話した。

カルロ・アンチェロッティ

「私はまだ代表チームでの仕事に魅力は感じていないんだ。なぜなら私は毎日コーチングを出来るところに戻りたいと思っているからね。

私はビッグチームとの噂についてはとても興奮しているよ。しかし、誰もがペップ・グアルディオラの次の決断を待っているんだ。

私は本当にイングランドを愛しているけれども、私の野望は偉大な場所でコーチングの仕事に戻ることだ。

アーセナルやマンチェスター・ユナイテッドでも、何が起こるかは分からない。それは次の年も休んだとしてもね。シーズンの終わりまでは待つよ。既にプレーしているチームでは仕事はしたくない」

「(獲得したいセリエAの選手は?)

外国人なら、ゴンサロ・イグアインを取りたいね。イタリア人なら、ロレンツォ・インシーニェ、ダニエル・バゼッリ、アレッシオ・ロマニョーリ、そしてフェデリコ・ベルナルデスキだ。

現時点で頭角を現している優れたイタリア人の若手はたくさんいるよ」

「(ACミラン復帰の噂があったが)

ガッリアーニCEOが私を復帰させるために一生懸命だったので、かなりそれには近づいていた。しかし、私はリラクッスしたかったし、手術も控えていたので、渋々Noという必要があったんだ。

しかし、シニシャ・ミハイロヴィッチは良い選択だったよ。彼は個性があり、チームを率いてトップに戻れるだけの知識を持っている。

しかし、最高レベルに戻るためにはアイデアがない。投資と収益が必要なんだ」

【厳選Qoly】U-23日本代表、パリオリンピックで「背番号10」を背負いうる3人

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら