アブドゥヌールがボールを奪いに来た瞬間、スアレスは背中と尻でフェイスを作り突き飛ばす。
ここでアブドゥヌールは体勢を崩す。
スアレスにも相手の体重がかかっていたため倒れる可能性は十分あったのだが…
やはり初めからこのような体勢になることが分かっていたのだろう。
巧みなステップワークで後方からの圧力を吸収すると見事に立て直し、シュートモーションに持っていってしまった。
最終的に、両選手のはこのような格好になった。
ご覧の通り、スアレスがしっかりとしたフォームからシュートモーションに入っているのに対し、アブドゥヌールは転倒している。
後ろから体重をかけられつつも、逆に相手選手の体重を利用して上手くこのよな状況に持っていくあたりは流石南米のストライカーである。
一見ノーマルなシュートに見えるが、スアレスらしさが凝縮された玄人好みなゴールである。