『Belfast Telegraph』は「リンフィールドに所属しているマーク・ノリスは、レアル・マドリーのトライアルに招待された」と報じた。

北アイルランドの首都ベルファストから北に15kmほどの街ホワイトヘッド出身のマーク・ノリスは今年11歳になる若手MF。

マンチェスター・ユナイテッドのファンで、ニックネームは「チャビ」であるそう。5歳からサッカーを始め、現在はリンフィールドのアカデミーに所属している。

彼がレアル・マドリーに目を付けられたのは2012年に行われた日本でのサマーキャンプ。『ピピ』こと中井卓大が見出されたことでも知られるこの企画に参加し、それから関係が続いていたという。

マークは来年レアル・マドリーの練習場を訪れ1週間のトライアルに望むことになるということだ。

このマーク・ノリスの父親はキース・ノリス。彼は世界的なマンチェスター・ユナイテッドのサポーターであり、ビッグフラッグの「ビッグ・リリー」の所有者でもある。

北アイルランド・プレミアリーグのキャリック・レンジャーズでディレクターを務めている実業家である一方で、サポーター活動からマンチェスター・ユナイテッドの関係者とも関係が深い。

また、世界クラブ選手権の際の縁からレアル・マドリーの選手達とも知り合いで、ラウール・ゴンサレス、フェルナンド・イエロ、セルヒオ・ラモスなどとも親交がある人物である。

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