日本とウルグアイの国家的な交流はあまり盛んとはいえないが、ディエゴ・フォルランがセレッソ大阪に加入したことで少しだけ身近に感じられるようになった。
残念ながらフォルランは今夏退団し帰国してしまったが、今なお両国関係を結ぶシンボル的存在であり、今月2日には在ウルグアイ日本大使公邸に招かれている。
参加したのは23日に82歳の誕生日を迎えられる天皇陛下の祝賀会で、フォルランはロドルフォ・ニン・ノボア副大統領らと共に法被姿で鏡割り(鏡開き)に挑戦した。
En el día de hoy celebramos el Natalicio de Su Majestad el Emperador de Japón en la Residencia de la Embajadora....
Posted by Embajada del Japón en Uruguay on 2015年12月2日
「ヨイショー」の掛け声よりちょっと早くなってしまったものの、見事に樽の蓋を割ることに成功。所属するペニャロールはステージ優勝をかけた一戦を今週末に控えるが、終始和やかなムードのなかでお酒を“カンパイ"した。
離日したフォルランが今もこうして日本の伝統的な行事に参加してくれていることは嬉しい限りだが、同時に彼が“サッカーの枠を超えた存在”であることを改めて認識する、そんな一幕であった。