『Shieldegazette』は「イングランド2部で首位を走っているブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンの監督を務めるクリス・ヒュートン氏がインタビューに答えた」と報じた。
かつてトッテナム・ホットスパーで選手として長く活躍し、引退後も1993~2007年の間同クラブででアシスタントマネージャーを務めていたヒュートン氏。
2009年にニューカッスル・ユナイテッドの監督に就任し、その後バーミンガム・シティ、ノリッジ・シティを歴任。
そこでは大きな結果を獲得出来なかったが、今季はブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンで18試合無敗という快進撃を見せている。
彼はこれまでの指導経験を振り返り、自分は決して後悔しなかったと話した。
クリス・ヒュートン
(ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン監督)
「(ここまでの18試合で一度も負けていない。首位を走っている)
私はまだ上を目指せると思う。もっと良いプレーを、そして毎試合勝利できることを求めているんだ」
「(昨年ノリッジ・シティを退任することになったが)
クラブを離れるときには、何らかの考えを持ってしまうものだ。
もっといいことが出来たのではないだろうか? 別のクラブに行っていたら、物事は少し違っていたのではないだろうか?
それらを自分に尋ねることは、まあ普通のことだ。
私はバーミンガム・シティを離れることを決断し、そしてノリッジ・シティへと行った。そしてもちろん、ニューカッスルでも、ノリッジでも仕事を失ったわけだ。
どちらの状況についても、もっと上手くやれたのではないかと思うわけだ。しかし、私は常に前を向くことを最優先に考えた。
それらの物事があった時も、私は次の土曜日には試合を見るために外出していたんだよ」
「後悔はしていない。とはいえ、愚かな決定を下すことはある。
監督になれば、多くの決断を下すことになる。誰も、全ての人間を正しく導けるわけではない。だから『もっと上手く出来たのではないか』と思うものだ。
それは普通で、自然なことだ。しかし、多くの決断を下す中で、それをくよくよ考えている余裕などないんだ。
間違った決定のことを悩んでいたら、それは次の決断にまで影響を残す。
物事を学び、そして出来るだけ最高の仕事をしようとする。私は決して後悔しなかった。そこには、もっと上手くやれたと思っているものも含まれているよ」