イングランド2部リーグ「フットボール・リーグ・チャンピオンシップ」で、シーズン開幕から上位につけるチームがいる。
ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンである。
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— BHAFC (@OfficialBHAFC) 2015, 11月 20
1901年に創設されたブライトンは、イースト・サセックス州を本拠地とするクラブだ。エンブレムにも描かれているカモメがシンボルであり、チームの愛称は“The Seagulls”。
監督は2012年から2014年までノリッジを率いていたクリス・ヒュートンであり、今シーズンからはフラムなどで活躍したFWボビー・ザモラが加入している。
さて、そんなブライトンは同リーグで現在2位につけている。勝ち点35は首位ハルと同じであり、シーズン序盤から上位争いをリードしている形だ。
実際にフットボール・リーグ・チャンピオンシップの順位表を見てみると…
この通りブライトンは2位であるのだが、L(負け数)の列にご注目。
そう、ブライトンは第17節を終了した同リーグにおいて未だ無敗を継続しているのだ。
本来、無敗のチームというのは圧倒的な成績でリーグテーブルの首位を走っていることが多い。しかし、ブライトンのここまで17戦の成績は9勝8分0敗。勝ち数と引き分け数がほぼ同数でありながら、自動昇格圏内である2位に位置しているのだ。
引き分け試合数8というのは、全22チームの中で最多の数字である。無敗でシーズンを終え勝ち数と分け数がほぼ同じで昇格を決めれば、かなりレアなケースとなるかもしれない…。
もともとブライトンは、第6節から第15節にかけて首位に立つなどロケットスタートを見せていた。しかし、第8節から第10節にかけて3試合連続で引き分けに終わると、直近の5試合のうち4試合でもドローになるなどここ最近はやや停滞気味である。
年内のうちにバーミンガム、ダービー、ミドルズブラと上位チームとの対戦が続くブライトン。無敗のままシーズンを終えるという偉業を成し遂げることはできるだろうか?