日本とのつながり
- 日本の話を少しお聞かせ下さい。
チェルシー側は日本での足がかりが欲しいという事で、今年の夏に武藤嘉紀選手を獲得するという話が出ました。それについて、ご連絡は先方からありましたか。
関口:どうだろうか?ぐらいの打診はありました。ただ、もちろんそれは向こうの判断で、こちらから何か要望を出した事はないです。
- 今回のスポンサー契約の中に、日本人選手の獲得という条件は入っていないのですね。
関口:入っていませんし、クラブ運営に関しては口を出さないという事になっています。
- すると、日本での親善試合なども、明確な契約にはなっていないと。
関口:2016年についてはユーロもあるので、難しいでしょうね。その先の事は、希望はありますが、まだお話しできる段階のものはありません。
- 話を戻して、今回は残念ながら武藤選手はドイツのマインツに入団してしまいましたが、今後、日本人選手の入団を期待されていますか。
関口:希望はあるのですが、チェルシーは各国の代表選手がいるので、そこに日本人選手が入っても、すぐに活躍するのは難しいかもしれません。現在も多くの選手が各国リーグへレンタルで出されています。今、日本人選手が入ってもその可能性が高いなと。
- 武藤選手もそういう報道がありましたね。
関口:レンタルに出される可能性は高かったと思います。
- すると、横浜ゴムはチェルシーFCとのスポンサーで欧州や中国、東南アジアでの市場展開を重視するという事を考えれば、日本人選手の有無にはそれほどこだわらないという事になるのですか。
関口:いえ、やはり日本市場も大切ですので、いてくれれば嬉しいです。プレミアリーグでも通用する日本人選手はいると思うので……
- あとはチェルシー側のお眼鏡にかなえば良いなと(笑)。
関口:そういう事ですね(笑)。武藤選手もブンデスリーガで活躍していますから、そういう他国のリーグでの活躍が目に止まる例もあるでしょうし。
- すると、現代表に限らず、もっと若い世代の選手にも期待していらっしゃるのですね。
関口:はい、育成型の獲得があっても良いと思います。
- そういえば、現在、12月25日までのご予定で、チェルシー観戦旅行のプレゼントキャンペーンをなさっていますね。
関口:はい、ぜひあのスタンフォードブリッジの雰囲気を体感していただきたいと考えています。まだ日程は調整中ですが、2016年になってからのホームゲームをご観戦いただくつもりです。スタンフォードブリッジは他のビッグクラブのスタジアムよりもコンパクトなので、より臨場感がある雰囲気を楽しんでいただけるのではないでしょうか。
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- プレミアリーグはぜひ生で見たいですが、このインタビューをした後で応募するのはどうだろうと思ってまして(苦笑)。
関口:いえいえ、ぜひ皆さんにご応募いただきたいと思っています(笑)。