現在「1年間の補強禁止処分が下されるかもしれない」ともっぱらの噂になっているレアル・マドリー。
クラブ側はそれが適用される時期を出来るだけ遅らせたいとして要求を続けていると言われている。もし1月からそれが課せられてしまえば致命的な出来事だ。
逆に、来年夏か冬まで適用される時期が延びたとすれば、そこに生まれるのは1年分の補強を一気にやってしまおうという爆買いになる。
それを見越してメディアは突如レアル・マドリーの補強の噂をどんどんと出している。1月、または来年夏に獲得されるのは誰なのか? 前回の記事同様大物ばかりが揃っている。
ミラレム・ピャニッチ(ローマ)
『Transfermarkt』による市場価値:
3000万ユーロ(およそ39億円)
27日、『MARCA』は「レアル・マドリーが、ローマのボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチとの接触を続けている」と報じた。
バルセロナにも関心を持たれているというピャニッチ。欧州でも屈指の司令塔であり、フリーキックの職人として知られる。
レアル・マドリーには、中盤のイスコに対してプレミアリーグ方面から強烈なオファーが来ているという噂もある。
もしその金額が断り切れないものだったなら? あるいは今後補強禁止処分を受けるようなことになるならば、中盤の増強としてワールドクラスを加えたいという意向もあるのだろうか?
ローマは現在守備の崩壊が続いたことからクラブに亀裂が生まれているとも言われている。ルディ・ガルシア監督の去就が不透明になれば、ピャニッチも何かを考える可能性はある。