今季、宮市亮が移籍したことでも注目度が増したドイツ2部ザンクト・パウリ。世界的知名度を誇る同クラブについて、『guardian』がある話題を伝えていた。
St Pauli pay €1.3m to buy back rights to famous skull and crossbones logo https://t.co/lDYowVuMBG (Photo: Getty) pic.twitter.com/KwXGfkVbGC
— Guardian sport (@guardian_sport) 2015, 11月 25
それによれば、ザンクト・パウリはマーチャンダイジングパートナーとの5年に及ぶ法廷闘争の末に、有名なドクロマークのロゴについての販売権を取り戻したという。
2004年にザンクト・パウリは破産を避けるための一環として、その権利の90パーセントを『Upsolut Merchandising』社に売却。その後、2009年からその返還を求める訴えを起こしていたという。
そして、クラブ側が130万ユーロ(およそ1.69億円)が支払うという項目も含んだ和解(合意)によって、来年1月1日からマーチャンダイジングのコントロール権を取り戻すことになる見込みだそうだ。
この件について、ザンクト・パウリのゲットリッヒ会長は「我々の独立にとって、大きなステップ」と述べているとのこと。ドクロのロゴとザンクト・パウリとの関係は1980年代中頃にファンたちによって、非公式なクラブエンブレムとして採用されたことに始まるそうだ。
今月、ミラントア・シュタディオンで行われたフォルトゥナ・デュッセルドルフ戦には29,017人が駆けつけるなどその人気は健在。今回の権利回復は収益改善において、大きな意味を持ちそうだ。