先日行われたCLユヴェントス対マンチェスター・シティ戦で、マリオ・マンジュキッチの決勝点をアシストしたのはユーヴェDFアレックス・サンドロだった。

マヌエル・ペジェグリーニ監督が「ユヴェントスにはとてもいい選手たちがいる」と述べた一戦において、シティはアレックス・サンドロに目を奪われていたようだ。

『Gazzetta dello Sport』が、この一戦の後にシティが4000万ユーロ(52億円)をオファーを送ったと伝えたようだ。ただし、ユーヴェのGMジュゼッペ・マロッタ氏は即座にこれを却下したとのこと。

アレックス・サンドロは今季ポルトからユーヴェにやってきた24歳のブラジル人左サイドバックだ。

フィジカル能力に優れたアグレッシブな選手で、スピードとスタミナが持ち味。また、自力で局面を打開する突破力も兼備するなどアタッキングセンスに優れる。そのため、ブラジル五輪代表では一列前でも起用された。また、ポルトではダニーロ(現レアル・マドリー)と両サイドバックのコンビを組み、反則的な攻撃力でリーグを席巻した。

『calciomercato.it』によれば、シティは彼について長年チェックしていたようで、この試合だけで一目惚れしたわけではなさそうだ。シティとしては、彼とポルトとの契約が切れる2016年に獲得する算段があり、600万ユーロ(7.8億年)の年俸も用意していたという。ただ、ユーヴェがこの夏に2600万ユーロ(33.8億円)で獲得したために、そのプランは目論みに終わったとのこと。

フリーで手に入れるはずだった彼を50億円で“取り戻す”計画のようだが、果たして…。

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