25日、欧州サッカー連盟(UEFA)は「6クラブがファイナンシャル・フェアプレー・コントロール機関(CFCB)の呼び出しを受けた」と公式発表した。
UEFAが導入しているファイナンシャル・フェアプレー制度(FFP)では、クラブの債務返済の延滞が重大なものになった場合に何らかのペナルティを科すことが定められている。
今回重大な債務返済の延滞が発生していると確認されたのは以下の6クラブ。
- インテル・バクー(アゼルバイジャン)
- ブラガ(ポルトガル)
- アストラ・ジュルジュ(ルーマニア)
- トゥルグ・ムレシュ(ルーマニア)
- ボトシャニ(ルーマニア)
- ドニプロ・ドニプロペトロフシク(ウクライナ)
ルーマニアリーグで首位を走るアストラ、ポルトガルの強豪となったブラガ、そして昨季ELで決勝に進出したドニプロなどに経営状況の悪化が認められているようだ。
これらの6クラブに対しては今後CFCBが経営状況を調査し、年末までにペナルティを科すかどうかを決定する予定となっている。
また、損益分岐点の用件に違反している疑いで監視対象になっているのが以下の2クラブ。
- フェネルバフチェ(トルコ)
- トラブゾンスポル(トルコ)
彼らについては今後数ヶ月の間監視対象となり、2016年2月に再び監査が行われることになっている。
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