また、『Sun』のインタビューに答えたドログバは、チェルシーには現在リーダーシップが欠けていると話し、指導的な存在が必要だと主張した。
ディディエ・ドログバ
「私がいたときと比較するのは好ましくないが、隠すことの出来ないいくつかの要素はあるね。
あのときのチェルシーには多くのリーダーがいた。昨季までの間は。フランク・ランパード、ペトル・チェフ、ジョン・テリー、自分、ミハエル・バラック、マイケル・エシエン、アンドリー・シェフチェンコ、クロード・マケレレ。ビッグネーム、ビッグプレイヤー、そして偉大な個性が。
我々は結果に対する責任を取ってきたし、悪い状況でもそれを変えてきた。監督が替わったり、成績が出ないときもね。
そこには常に、前に踏み出してこう言える誰かがいたんだ。
『野郎ども、我々はやらなければならないんだ』と。そしてそれに誰もが続いた。
JT(ジョン・テリー)はまだそこにいるが、彼自身とても難しい状況にある。他の選手が彼のメンタリティに着いていかなければならない。
しかし、それは持って生まれてくるものではないんだ。自分で構築しなければならない。
誰もが正しい時に話し、正しい時にチームをリードしなければならない。あと、最も重要なことだが、他の選手達がリーダーを受け入れなければならないんだ。
立ち上がって話したとしよう。『さあ行くぞ、勝つぞ!』と。
誰もが自分自身をプロデュースしなければならない。もし『勝ちたい』という気持ちを見せられないのであれば、リーダーにはなれない。
このチームには数人のリーダーがいると思う。上手く行けば、それを見られる時がすぐ来るよ。」
「(モウリーニョと口論になったというジエゴ・コスタについて)
私はキャリアの中でいくつかの感情的な瞬間を経験した。それは難しい状況の中で形成されるものだ。
自分はラッキーだった。助けてくれる選手がいたからね。彼らはいつも自分にアドバイスをくれて、サポートしてくれた。
彼らは僕を支え、ファンとの関係を変えてくれた。より試合に集中できるようになり、サッカーに使うためのエネルギーを溜め込むことができた。
誰もが強くならばければならないが、同時に賢くあらなければならない。ジエゴ・コスタは学ぶことが出来るはずだ。これが物事を変えるための最良の方法でないことを。
ジョゼの話を聞けば、彼が物事を変えられる能力を持つことは分かるはずだ。
自分の立場からチェルシーを見るのは簡単ではないが、状況を変える選手がいつことは理解している。
順位表の下半分にいることに慣れていないから、それは難しい。しかし、今週の結果は彼らの復活に大きな信頼を与えられるものだと思うよ」