22日に2015シーズンのJ1最終節が一斉開催され、サンフレッチェ広島が2ndステージの優勝を決めた。
2位鹿島アントラーズと勝ち点で3、得失点差で12優位に立ち、既に2ndステージの優勝を決定的にしていた広島。序盤からこの日の対戦相手・湘南ベルマーレを圧倒し、23分にドウグラスのゴールで先制すると、直後にも主将・青山敏弘のミドルシュートで追加点を決める。
さらに前半終了間際、佐藤寿人がJ1通算ゴール記録で中山雅史の157に並ぶヘディングを決め、3点リードで折り返す。余裕たっぷりの後半にもドウグラスが2ゴールを決めてハットトリックを達成し、5-0で大勝した。
この勝利により広島は2ndステージ優勝とともに年間総合順位でも首位となり、チャンピオンシップ決勝進出を決めた。勝ち点74は過去最多記録更新となる。
またこの日の結果、年間総合順位2位が1stステージ覇者の浦和レッズ、同3位がガンバ大阪に決まり、両チームは11月28日に一発勝負でチャンピオンシップ準決勝を行う。そして、勝ち上がったチームが12月2日、5日に広島とホーム&アウェイで決勝を戦い、今年のJリーグ王者が決まる。