4位 ベルギー(FIFAランク1位)

予選グループB1位(7勝2分1敗、24得点5失点)

黄金世代であるベルギーの若さと力強さは来年のEUROにおいて、ピークに入っていくべきだ。2014年W杯での準々決勝敗退は災難ではなかったし、コンパニやアザール、ルカクらにビッグトーナメントでプレーする価値ある経験をもたらすべきものであった。最終ラインから最前線まで、至る所にクオリティは溢れている。彼らにとってステップアップし、相当なポテンシャルを発揮する時は今だ。

3位 スペイン(FIFAランク6位)

予選グループC1位(9勝1敗、23得点3失点)

かつての力はないが、イングランドを2-0で打ち破った試合で見せたのは、彼らがまだゲームのペースのコントロールの仕方を分かっており、一発があるということだ。ジエゴ・コスタの精神状態とフィットネスに多くのことが依存するだろう。だが、例え彼が不発であったとして、ティアゴ・アルカンタラやダビド・シルバ、パコ・アルカセルらが相手DFたちに多くのことを考えさせるはずだ。

2位 フランス(FIFAランク24位):開催国

優勝を遂げた1998年W杯において、ホームアドバンテージは決定的なものであった。カリム・ベンゼマとオリヴィエ・ジルーは強力な前線のオプションであり、その後ろに控えるアントワーヌ・グリーズマン、アントニ・マルシャル、キングスレイ・コマンらの攻撃陣は大会において最もエキサイティングだ。ポール・ポグバ、ブレーズ・マテュイディ、ローラン・コシェルニ、ラファエル・ヴァラヌ、ウーゴ・ロリスら、チームはクオリティに溢れている。たったひとつ言えるのは、このスカッドで誰一人として代表でのビッグトーナメントにおいて準々決勝以上に進んだ経験がないということだ。

1位 ドイツ(FIFAランク2位)

予選グループD1位(7勝1分2敗、24得点9失点)

世界王者は今予選を通じて、ベストではなかった。だが、彼らはD組のトップであった。多くの控えを残したまま。ゴールにはマヌエル・ノイアーがいて、トーニ・クロース、マルコ・ロイス、メスト・エジル、マリオ・ゲッツェ、トーマス・ミュラー。ドイツが優勝しないことに賭けるのは難しい。

以上が同紙によるランク付け。下位の方は雑感に近いものがあるが、優勝候補筆頭に挙げられていたのはドイツであった。

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