20日、『L'Equipe』は「脅迫事件の被害を訴えているフランス代表MFマテュー・ヴァルブエナの公聴会が金曜日に終了した」と報じた。

その夜にニースとの試合を控えていたヴァルブエナであるが、プライベートジェットを使ってパリを訪れ、ヴェルサイユ高等裁判所で公聴会に出席。午後2時半にそれを終え、急いでチームへと戻ったという。

この事件で訴えられているのは同じフランス代表のFWカリム・ベンゼマであり、代表チームに対しての影響も心配されている。

だが、ヴァルブエナの弁護士を務めているディディエ・ドマ氏は取材に対して以下のように答え、彼は市民としての権利を行使しているだけで、そのような意図は存在しないと話した。

ディディエ・ドマ
(マテュー・ヴァルブエナ弁護士)

「マテューはとてもリラックスし、冷静だった。彼は裁判官に対して誠実に答えていた。

6月に訴状を提出し、民事裁判をしたときから、ヴァルブエナはフランス代表チーム、あるいはフランスのサッカーを弱体化させる意図はなかった。

彼は単に被害者となった犯罪行為と戦うために、市民であることの権利を行使しただけである。彼は被害者であることを忘れてはいけない」

「(マテュー・ヴァルブエナの代表での今後は?)

マシューは代表に戻りたがっているし、誰とでもプレーすることができる」

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