『FOX Sports』は「シンガポール代表DFのナズルル・ナザリは、先日行われた日本代表戦、そして17日のシリア戦を語った」と報じた。

ナズルル・ナザリはシンガポール代表の右サイドバックを務め、日本代表との試合でも先発出場している。


彼はホームで0-3と敗れた試合を振り返って「人生最高に疲れた」と語ると共に、シリア戦では経験を生かして勝利できる可能性があると話した。

ナズルル・ナザリ
(シンガポール代表DF)

「(日本代表との試合は?)

なんだか影を追いかけているようだったよ。ある瞬間には武藤嘉紀が走ってくる。また次の時には、本田圭佑がやってくる。

我々は自分たちの全てを捧げる必要があった。そして、これまでの人生で経験した中で最も疲れる試合だったね。

彼らの動き、そしてチームとしての攻撃の方法を見られたことはとても良かったよ」

「(0-3で敗れたが、その結果は)

日本に負けたとはいえ、我々はまだそこから何かを得ることができるし、成長できるよ。

彼らがどれだけ良かったか、皆見ただろう。そして我々はそれに最大限適応しようと試み、彼らのヨーロピアンスタイルと対戦した。それは大きな学習機会だった。

我々は日本戦で学んだものを生かさなければならないよ。シリア戦でより良いパフォーマンスを見せることでね」

「(シリア戦については?)

我々は間違いなく勝利のチャンスがある。特にホームゲームというアドバンテージがあるからね。彼らはこちらにやってきて苦しむことになるだろう。

しかし、これまでも言ってきたように、我々はゲームを支配できるよう試み、地元の観客に自分たちの存在を見せつけなければならない。

シリアのプレーはよりダイレクトなタイプのサッカーだ。最終ラインはすぐにストライカーを見て、素早くボールを送ってくる。

我々はそれを予測しなければいけないし、彼らのダイレクトな戦術を念頭に置いて、常に気にしてプレーし、ブロックの外側でボールを回させることを試みるだろう。

もしポゼッションが出来、彼らを押し下げることに成功すれば、我々は早い時間にゴールを決めてプレッシャーから逃れなければならない。そうすれば、勝利は不可能ではないよ」

首位争いで競っている日本にとっては、シンガポールがシリアに勝利することは大きなアドバンテージになる。彼らにはホームでなんとか勝利を収めて欲しいところだ。

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