来年の夏にレアル・マドリーはクリスティアーノ・ロナウドかギャレス・ベイルのどちらかを売却する選択に直面するかもしれないと、『ESPN』が伝えている。

ロナウドについては、マンチェスター・ユナイテッドへの復帰や巨額マネーでのパリ・サンジェルマン移籍が噂されているが、よりありえそうなのはPSG行きだとしている。

情報筋によれば、彼の代理人であるジョルジュ・メンデスはロナウドはベルナベウでキャリアを終えたがっているとメディアに伝えつつも、来夏の移籍についてPSGとの対話を続けているとのこと。

それと同じくして、ユナイテッドの狙いはロナウドからベイルに移ったという。ベイルのユナイテッド移籍は以前に増してその可能性が開けてきており、その理由の大部分はチームと街への適応に苦心している最中だからとされている。

ベイルと親しいチームメイトはとても少なく、(チーム内で)鍵となるような選手たちと関係を築くことに苦慮しているとも情報筋は語っているとのこと。ただ、史上最高額の移籍金で彼をチームに連れてきたフロレンティーノ・ペレス会長としてはベイルを退団を好まないだろうともしている。

また、『El Confidencial』によれば、ロナウドが今季抱える不満の一部はラファ・ベニテス監督がベイルをひいきにしていることだと考えられているとのこと。ロナウドはペレスに「この監督とでは何も勝ち取れないでしょうね」と直接伝えたともしているそうだ。

ペレスはロナウドと彼の退団を幾度となくちらつかせる取り巻きへの怒りが増しており、スポーツ的展望からすれば30歳になる誰かを売ることは意味があると気付いているという。とはいえ、ペレスはクラブのイメージも意識しており、クラブの歴代トップスコアラーをピークにあるうちに売ることには慎重だという。また、ロナウドはクラブにとって大事な稼ぎ頭でもある。

ペレスはこの2人のスターFWを巡るジレンマに直面しており、両者の移籍の可能性は開かれているとされているが果たして…。

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