CL連覇、そしてリーガ優勝も逃したレアル・マドリー。2014年は敵なしだったが、年が明けてからややトーンダウンしたことで今季は無冠に終わることになった(クラブW杯は優勝)。

そんなチーム事情を反映してか、ベイルを睨むロナウドの鋭い視線が話題を集めたりもしている。ただ、『Opta』が提示したデータによれば、2人の意外な関係性が見えてきそうだ。

これは全ての大会において、クリスティアーノ・ロナウドのゴールをアシストしたレアル・マドリーの選手をランキングしたもの。

ロナウドが生きるためなら自らが犠牲になることも厭わないベンゼマが31アシストでトップ、この数字からも彼がマドリーに欠かせぬ存在であることが分かりそうである。そして、ロナウド自身もそのチャンスメイク力を評価していた2人、エジルとディ・マリアが続く。

注目は4番目!ベイルはすでにロナウドのゴールを18もアシストしているという。

もちろんアシストというのは記録の取り方が様々で、すべてがパスとは限らない可能性があるがこれは意外。しかも他の4人と比べてベイルはロナウドとプレーしている期間が一番短い。比較してみよう。

ロナウド、2009年7月加入→今季でマドリー6シーズン目
ベンゼマ、2009年7月加入→ロナウドと6シーズンプレー
エジル、2010年8月加入→2013年9月退団。ロナウドと3シーズン(+2試合)プレー
ディ・マリア、2010年7月加入→2014年8月退団。ロナウドと4シーズンプレー
ベイル、2013年9月加入→ロナウドとプレーするのは2シーズン目
イグアイン、2007年1月加入→2013年7月退団。ロナウドと4シーズンプレー

ゴールゲッターとしての才覚も持つベイルだけに、強引にいくケースも確かにあり、この数字が全てを表しているとは言えないが、ロナウドを助けている側面もあるようだ。

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