14日、『Liverpool Echo』は「アメリカの投資グループが、イングランド・プレミアリーグのエヴァートンを買収しようとしている」と報じた。

ボーンマスやクリスタル・パレスの株式の一部がアメリカ企業に渡るなど、このところ多くのクラブが米国との関係を作っているプレミアリーグ。

マンチェスター・ユナイテッドやリヴァプール、アーセナルといった大きなクラブも今やアメリカの資本が中心となっている。

そして、次なるアメリカのターゲットは古豪エヴァートンであるようだ。

ビル・ケンライト(エヴァートン会長)は以前からクラブを売ることに興味を示しているといわれており、以前もカンザスシティをベースとする企業体に2億2500万ポンド(およそ420億円)で売却するという話があった。

今回も投資家の名前については明かされていないものの、少なくとも3つのグループがエヴァートンの買収に動いている状態であり、売却の日はこれまでになく近づいているという。

プレミアリーグは放映権の高騰によって資本が大きく、米国のスポーツ界にとっても非常に魅力的な投資先になっている。

ビル・ケンンライト氏は1999年に2000万ポンド(現在のレートでおよそ37億円)でエヴァートンを購入しているが、近年健康上の問題を抱えており、経営から身を退きたい考えがあるという。

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