『London24』は「アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、バロンドールなどの個人賞に反対だと話した」と報じた。

今週末にトッテナム・ホットスパーとのロンドンダービーを控えているアーセナル。バイエルン・ミュンヘン戦での大敗から間もないタイミングということもあり、注目を集めている。

大一番を前にしてインタビューに答えたヴェンゲル監督は、その中でバロンドールにも反対しているという見解を明らかにした。

アーセン・ヴェンゲル
(アーセナル監督)

「(バイエルンに敗れた後、選手の自信は?)

水曜日の結果は残念なものだった。しかし、それまで我々はプレミアリーグで上手くやっていた。我々はそれを続けようとするだけだ」

「(ドイツでの敗北について?)

それは簡単ではない。常に大きな失望だからだ。バイエルン・ミュンヘンは、現時点でヨーロッパのベストチームだろう。それは難しい」

「(怪我人が多い中での交代策について?)

4-1になったとき、4-2になるかどうかは知り得ない。『出来るのか?出来ないのか?』と悩むだけだ。

選手たちが諦めの感情を持たないで欲しいと考える。それは難しいものだ」

「(トッテナムは印象的なスタートを見せているが?)

彼らは良くやっている。確かまだ1試合しか負けていないはずだね。何度かの引き分けを経験しているが、全体的に安定感を見せている」

「(今年のトッテナムはこれまでよりも強い?)

この20年の記憶では、彼らはいつも強いチームを持っていた。4月には我々が8~9ポイント引き離されていたことを忘れてはならないよ。だから、彼らは強いチームなんだ」

「(ハリー・ケインの獲得は考えていない?)

彼はアーセナルでプレーしていたと聞いているよ。子供のことにね。ただ、一度スパーズに行ったのならば、彼のことはこれ以上関知することはない」

「(アーセナルは良いスタートを切ったが、プレッシャーはある?)

大きくはないよ。何せ早すぎる。このようなプレッシャーは求めるが、まだ早い。11試合をプレーしただけだ。25ポイントしか持っていない」

「(ドゥビュシは調子が悪そうですが)

マテューは少し試合を必要としている。プレーにプレーを重ねて、彼は基本的なフィットネスを獲得し、さらに次の試合で向上していかなければいけない」

「(個人賞について)

思うに、現代の世界は個々に注目しすぎている。監督として、我々は集団の方を心配している。

私はバロンドールにも反対だ。それらの全てに反対している。個人賞を貰い、多過ぎる報酬を得たことで、キャリアが壊れていった選手をたくさん見てきた」

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