左サイドからのクロスを右足で正確に止め半回転した後、深いキックフェイントでDFを交わすと、最後は左足で豪快にシュートを押し込んだのだ。
ファンは昨年秋に行われたU-19アジア選手権に韓国代表の一員として出場し、グループステージの3戦目で南野、奥川を擁する日本と対戦している。
この時、奥川は前の試合で骨折したため出場しなかったが、日本はエースの南野が豪快な2ゴールを決めて勝利し、8強入りを決めた。一方の韓国は敗退を余儀なくされ、ファンは後半途中から投入されたものの結果を残せず悔しさを味わっている。
現在、ザルツブルクでは南野がゴールを量産している。しかし近く、ファンがその最大のライバルとなる可能性もあるだろう。
南野はザルツブルクに加入した際、クラブの公式インタビューでファンのことを聞かれこう答えている。
「彼のことは個人的にはまだ知りませんが、対戦したことはあります。素晴らしい選手ですし、韓国における将来有望な若手選手という評価は正しいと思います」