ダンディー・ユナイテッドが関心を持っていると言われる日本代表GK川島永嗣。

なかなか、日本代表の守護神が定まらない状況になっているが、Jリーグにも優れたゴールキーパーはいる。

今回は、日本代表として試合出場こそないものの、個人的に推したい選手達を紹介する。

中村航輔(アビスパ福岡)

今季、柏レイソルから1シーズンのレンタルでアビスパ福岡に貸し出された当時、第3のGKであった。7月にポジションを掴むと、ここまで10/25の徳島戦まで15試合連続で先発出場中だ。

2010年U-16アジア選手権、2011年のU-17ワールドカップ、2014年U-19アジア選手権など、各年代の日本代表で守護神を務めた正真正銘のエリートだったが、近年は怪我にも苦しめられていた。

元々はフィールドプレイヤーだったが、2002年ワールドカップでオリヴァー・カーンを見てGKに転向したという。

今シーズンのJ2デビュー戦より。Qolyでは何度か彼を特集してきたが、この冷静さ、ただ者ではない。

判断力が早く、守備範囲の広さ、キックの良さも含めて本人の目標であるマヌエル・ノイアーのような近代的なゴールキーパーの要素を兼ね備えた選手。

仮にクラブの出番がないとしても、ユース代表で活躍しA代表へピックアップされるということは海外ではよくあることだ。案外、デビューは近いかもしれない。

【次ページ】仙台の新星