『FourFourTwo』は「レアル・マドリーのラファエル・ベニテス監督は、批評を気にして時間を無駄にはしないと話した」と報じた。
今夏カルロ・アンチェロッティ前監督と袂を分かち、ラファエル・ベニテス新監督を迎えたレアル・マドリー。不安視もされたものの、9試合を終えてまだ黒星はなく、わずか3失点という守備の堅さを見せている。
しかしビッグクラブの宿命と言うべきか批判も多く、様々な質問が飛ぶ。それに対してラファ・ベニテス監督は「時間の無駄」とバッサリ切り捨て、怪我人の状況などについて語った。
ラファエル・ベニテス
(レアル・マドリー監督)
「もし私がスペイン人やマドリード出身ではなく他の国から来た者なら、『ここで何が起こってるんだ?』と言うだろうね。
しかし、マドリーは偉大な存在であり、上位にいることに慣れたクラブだ。アンチ・マドリディスタは違った見方を持っているようだけどね。
我々はまだ無敗で首位という状況を楽しむ必要がある。誰かが言うことを気にして時間を無駄にはしないよ」
「ケイロル・ナバスは小さな問題を抱えている。我々は彼にリスクを抱えさせたくはない。セルヒオ・ラモス、ハメス・ロドリゲス、ベンゼマもそうだ。
我々は次の試合に向けてのリソースを持っている。
ギャレス・ベイルは、我々が期待していたようにふくらはぎの怪我から回復しつつある。彼とハメスに対しては、判断を強制することはない。
我々の最優先事項は、持っている選手達とクラブを最高の状態にすることだ。ハメス・ロドリゲスは今日練習をしており、状態は良いと感じている。
我々は月曜に物事を評価し、チャンピオンズリーグにハメスが使えるかどうかを判断する。私は楽観的だがね」
「(ハメス・ロドリゲスとベンゼマは11月に代表へ行く?)
我々は出来るだけの世話をしている。全ての選手は、もし大丈夫ならば代表チームに行くことになる。それはFIFAのルールである。我々はそれを止めることは出来ない。
彼がコロンビアで多くのゴールを決めることを願っているが、しかしそれには良いコンディションでプレーすることが不可欠だ」