試合前の食事の際、ドゥシャン・タディッチとDFジョゼ・フォンテから、前に行って前線の選手と絡むことを勧められていたという(この日吉田は右SBとしてプレー)。

吉田麻也(サウサンプトンDF)

「ガストン(・ラミレス)かグラツィアーノ(・ペッレ)とのワンツーでゴールすることについて、ジョゼとドゥシャンと話していたんだ。

だから、シュートについていくらかのイメージがあった。正直なところ、ガストンは素晴らしいボールをパスしてくれたし、グラツィアーノの(スペースを作る)動きも本当によかった。

ドゥシャンのところに行ったのはそういうわけで、その後ジョゼとも祝ったんだ」

つまり、試合前に2人からアドバイスを受けた通りにゴールを決めていたようだ。だから、あの指差しをしていたというワケ。

今季は失点を招く手痛いミスもあった吉田だが、この日はチームメイト皆から祝福を受けていた。スペイン人MFオリオル・ロメウは「友達であるマヤヨシダの凄いゴールで準々決勝進出だ!」などとツイートしており、愛される存在であることが窺える。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介