プレミアリーグ第8節、アーセナルは難敵エヴァートンを2-1で下した。雨振るエミレーツ・スタジアムで輝きを見せたひとりが、メスト・エジルだ。

オリヴィエ・ジルーの先制点を演出したエジルは、今季プレミアでのアシスト数がリーグ最多(7)となった。また、『Opta』によれば、プレミアリーグ史上においても最高のアシスト率を記録しているという。

最低20アシストを記録している選手のなかで、エジルは平均2.71試合に1アシストをマークしており、これは歴代No.1の値となるそうだ。

まさしくプレミアリーグ史上でも最高峰の“アシスト王”と言えるエジル。この日は数字には残らないこんなプレーもさりげなくやっていた。

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ボックス内に走り込んだサンティ・カソルラに絶妙なパスを通したシーン。コースは完全に切られていたはずで、周りには相手選手たちがひしめいていたのだが、僅かなすき間を縫う珠玉のパスであった。

角度的に分かりにくいが、パスはアーロン・レノンの股を抜けているようにも…。こんな芸当をやられたら、相手としてはお手上げだろう。もはやエジルに通せないパスはない、とさえ思えてしまうほどだ。

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