先にロナウジーニョ・フットボールアカデミー開講のニュースをお伝えしたが、同ニュースの元となった『globoesporte』の記事にはそれだけではない衝撃的な内容が含まれていた。
「日本ではプレーしない。(フォルランの後釜として考えていた)セレッソ大阪、また中国からの移籍のオファーを断った」
との一文だ。
この発言をしているのはロナウジーニョの実兄で代理人を務めるアシス氏ではない。しかし今年6月、氏がFC大阪の疋田晴巳代表取締役と会談したことを覚えているだろうか?
その時、「FC大阪にロナウジーニョが加入か?」と一部のメディアで報道された。その一方で「本命はセレッソではないか?」と疑うファンの声もあり、この時に上述の移籍交渉の話があったのだとしてもおかしくはない。
そこで今回の記事を執筆したチアゴ・ボンテンポ記者に直接聞いてみたところ、「日本、中国から実際にオファーが届いたのか、関心止まりだったのかは分からない」としたうえで、この情報は「ロナウジーニョのスクールに関係がある人物」よりもたらされたものでソースとしては「信用できる」のだという。
当のロナウジーニョは、「様々な文化、教育を尊敬している」といい「(現在休暇中の)ドバイは、欧州ぽさのある独特な街」と異文化を評価するメッセージを発している。
もしかしたら日本に世界的ビッグスターが来ていたのかも知れないと思うと非常に夢のある話だ。