タレントの宝庫であるスペインの中でも、突出した才能を持っていると言われる“至宝”マルコ・アセンシオ。

1996年1月にマジョルカ島で生まれたこの選手は現在19歳であり、この夏行われたU-19欧州選手権でスペイン代表の背番号10を背負ってプレー。チームの優勝の優勝に大きく貢献しており、大会の最優秀選手に輝いている。

小柄ながらテクニカルなタッチ、置き所の巧いドリブル、そしてセンスを感じさせる左足を武器とするゲームメーカーで、2014年にレアル・マドリーへと移籍。しかし、今シーズンはエスパニョールへとローン移籍しており、10代ながらここまで堂々のパフォーマンスを披露している。

そんなマルコ・アセンシオが、先週末行われたレアル・ベティス戦で大車輪の活躍ぶりを見せた。

エスパニョールはこの試合、ベティス相手に敵地で1-3と勝利するのだが、その全ゴールでお膳立てをしたのだ。

1点目(4分、エンソ・ロコにアシスト)

2点目(51分、フェリペ・カイセドにアシスト)

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