ギリシャで行われているUEFA U-19欧州選手権。残すはスペインとロシアとの決勝戦のみとなった。

2012年以来の優勝を目指すスペインの10番を背負うのが、レアル・マドリーのMFマルコ・アセンシオ。今年1月にマジョルカから移籍した19歳のレフティーだ(昨季はそのままマジョルカでプレー)。

今大会で見せた巧みなプレーを見てみよう。まずは股抜きスルーパス!

これはグループステージ初戦ドイツ戦でのプレーだと思われる。完璧なタイミングの股抜きパスもナイスだが、最初のトラップが絶品!

そして、準決勝のフランス戦では試合終盤に立て続けに2ゴールを奪ってヒーローになった。

圧巻のドリブルシュート2発…どちらも1人でもぎとった形である。

マジョルカでのプレーでは、スピードはあまり感じなかったが、2点目などはトップスピードのままゴールに突進している。そのアセンシオは「いつも自分のことを信じているし、最後には自分の瞬間がやってくるだろうことは分かっていた。そしてそうなった。ラッキーだったね。全てがパーフェクトになったよ」とコメントしていた。恐るべし…。

なお、スペインはグループステージでロシアに1-3で敗れており、アセンシオは、「同じ過ちは避けなければならない」としたうえで、自分たちの強みはチームスピリットであり、結束だとも述べていた。

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