『FourFourTwo』は「元ブラジル代表FWのペレ氏は、FIFA会長選挙で後輩であるジーコ氏に期待すると話した」と報じた。
ゼップ・ブラッター氏の突然の辞任、そしてその有力な後継候補だったミシェル・プラティニ氏の職務停止処分。各国の有力者達も続々と汚職が発覚しており、FIFAはこれまでにない混迷状態に陥っている。
訪問先のインドで講演を行ったペレ氏は、会長選挙に出馬することを明かしているジーコ氏を応援することを明かすと共に、FIFAの事件については残念だと話した。
ペレ
(元ブラジル代表FW)
「ジーコは、FIFA会長選挙において有力な候補となるだろう。
彼は日本にいるとき非常に良くやっていた。いくつかのインタビューにおいて彼は感心を覗かせている。
私は彼のことをよく知っているが、とても素晴らしい男だ。彼は強力な候補になるだろう」
「FIFAを管理するのはとても難しい。私はプラティニとも話したが、彼は世界最高の選手だった。しかし、彼は高いレベルの管理をするのはとても難しいと言っていた。
私はその仕事をやりたいとは全く言えないね。私はいい男でいたい」
「(FIFAに起こっているスキャンダルについて)
FIFAにいる人々は間違っている。それは試合ではない。政治家が間違っている。
それらの問題は主にブラジルで、そしてアメリカで起こっている。汚職や贈収賄の問題に対処するのは難しい。
プロ選手だけでなく学生も、サッカーをする人々は美しい試合をしている。
FIFAの人々は違う。サッカーは貧しい子供達を偉大なスポーツマンへと変えていったというのに。
彼らはサッカーを悪い物にしている。試合はまだ美しい。FIFAで起こっていることは恥ずかしい物だ」
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