今週は世界中で各国代表同士の熱戦が繰り広げられリーグ戦は一時中断となっているが、2部リーグは通常通りでJ2も10日に第36節が一斉開催された。

現在J2で首位に立っているのは大宮アルディージャ。第15節以来首位を守り、先週には敵地での2位ジュビロ磐田戦で2点ビハインドを追い付き引き分けるなど、優勝&昇格をほぼ手中に収めている。

その大宮はこの日14位ロアッソ熊本と敵地で対戦したのだが、なんと0-3で敗れる波乱があった。よもやの完敗であるが、この試合で主役となったのがQolyでここ2週にわたって取り上げているあの男だった!

1-0 '22 清武功暉
2-0 '47
清武功暉
3-0 '62 養父雄仁

先週、先々週の試合終盤に貴重な同点&決勝ゴールを決めたロアッソ熊本のMF清武功暉が3試合連続となるゴールを、自身初の1試合2ゴールによって首位大宮を粉砕したのだ。

兄・弘嗣は8日のシリア戦に後半途中から投入され、3月以来となる日本代表でのピッチを踏んだが、兄弟が呼応するように活躍し始めている。熊本はこれで勝ち点を47に伸ばし、昇格プレーオフ圏内まで勝ち点差6とした。

以下はロアッソ熊本公式に掲載された試合後のコメント。

清武功暉(ロアッソ熊本)

首位相手に勝ちたいと思っていたし、6位圏内に向かって負けられない戦いだった。前半はアグレッシブな守備と、中盤もボールを持てたことが良かった。シュートは「入れ!」という強い思いで蹴って、入って良かった。2点目は自分のイメージ通りのゴールだった。チームが本当にハードワークを続けてくれて、ボールが自分に来て決めれたので、自分よりチームで取れたことが嬉しい。今日もチームがつないでくれたゴールだと思う。公式戦3試合連続ゴールは初めてなので嬉しい。これからも落とすことができない試合が続くので頑張りたい。

熊本は14日に天皇杯の3回戦で、今度はJ1・セカンドステージで首位に立つサンフレッチェ広島と対戦する。功暉の力が本物であるかどうかが問われる一戦に注目だ。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介