10月6日、『ESPN』は「フランス代表監督を務めているディディエ・デシャン氏は、アーセナルで出番が減少しているオリヴィエ・ジルーは自信を失っていると話した」と報じた。
2012年にモンペリエからアーセナルに加入して以来、エースの一人としてプレーしてきたオリヴィエ・ジルー。時に批判は受けながらも、恵まれた体格とテクニックを武器に重要な存在であり続けた。
今季もこれまでプレミアリーグ8試合に出場し3ゴールを記録しているものの、9月に入ってからスタメン起用されたのは9月23日のキャピタルワン・カップのみ。
得点は獲っているものの、プレミアリーグでは5試合連続の途中出場になっており、チーム内での序列が落ちてしまっている。
彼の状況についてディディエ・デシャン代表監督は「難しい立場にある」と話し、招集を続けているのは信頼を伝える手段の一つでもあると明かした。
ディディエ・デシャン
(フランス代表監督)
「オリヴィエ・ジルーは厳しい立場にある。彼にとっては困難な時期だ。
チャンピオンズリーグの初戦で退場し、そして先日の試合には出場できなかった。以前ほど多くのプレー機会を得られていない。必然的に、彼の自信が減少している。
彼は2014年ワールドカップで2試合に先発した。重要な選手であり、1日でその立場を失うことはない。ここに呼んだという事実は、彼に信頼を持っているということを伝えるものでもある」
「(レンヌのポール=ジョルジュ・エンエプが負傷し、アレクサンドル・ラカゼットが緊急招集されたが?)
アレクサンドルは良い選手だ。彼はいろいろな理由で激動の夏を過ごしたが、アレックスは自分のクオリティを失っていないし、先日の試合(スタッド・ランス戦)では彼に笑いが戻ってきた。
それは、私にとっては論理的なことだ。彼がこの状況を与えられるのはね」