カイトがベストイレブンに選んだフェネルバフチェのギョクハン・ギョニュル。

彼はトルコ代表として40試合以上のキャップ数を誇る30歳の名サイドバックである。

2007年からフェネルバフチェでプレーしており、背番号77をつけた小柄でエネルギッシュな選手として印象にある方もいるかもしれない。当サイトからの補足として彼のプレースタイルを紹介しておこう。

▼ギョクハン・ギョニュルのプレースタイル

圧倒的な走力でピッチを支配する“トルコの鬼脚”。

体格こそ小柄な部類だが、欧州でもトップクラスのトップスピードと運動量を誇る右サイドの職人。そのプレースタイルから若き頃は「次世代のトルコ版カフー」と称されたこともある。

積極的な攻撃参加が最大の武器だが、サイドを抉ってクロスを送るよりも中に切れ込んでのシュートを好み、破壊力抜群のキック力でシャドーストライカーへと変身する。

また、トランジションも速く、1vs1でもしつこいマーキングを見せるなど、守備面にも不安はない。

世界的ビッグネームが並ぶなか、なかなか渋いセレクトと言えそうだ。とはいえ、一緒にプレーした中から選ばれたという点は価値があるし、それだけカイトは彼のことを買っているのだろう。

オランダ語なのでカイトがどういうコメントをしていたのか理解できないのが、残念である…。

【厳選Qoly】この冬、Jリーグにやって来るかもしれない外国人選手たち(2024-25年/MF・DF・GK編)