9月25日、『Sportmediaset』や『Gazzetta dello Sport』は「イタリア・セリエAのインテルは、2014-15シーズンの損失が9000万ユーロ(およそ122.2億円)を計上したことを発表する予定だ」と報じた。
今季セリエAで開幕から連勝を続けており、ピッチ内では大きな結果を残しているインテル。また、今夏のマーケットではレンタル移籍を駆使して出費を抑え、コヴァチッチやシャキリの売却で赤字を最小限に留めている。
しかし、どうやらヴァルテル・マッツァーリ前監督の解任、そしてロベルト・マンチーニ監督を迎えた昨季の損失はかなりのものになっているようだ。
記事によれば、昨日インテルのエリック・トヒル会長は昨季の予算を承認するための委員会に出席し、2時間の会議を終えたとのことだ。
その中では2014-15シーズンの収支がマイナス9000万ユーロという巨額の赤字になっていることが報告されているという。
インテルは10月下旬に株主総会を開く予定となっており、もしこれが本当であればそこでこの数字が発表されることになる。
事実であれば間違いなくUEFAのファイナンシャル・フェアプレー制度の監視対象になることは明らかで、今後どのような動きがあるのかが注目される。
インテルは先日マーケティングディレクターを務めていたマリオ・ファッソーネ氏を突然解任しており、その理由が「無駄な損失が多かったため」であると噂されている。