日本人プレーヤー丸山龍也も2部で奮闘するリトアニアリーグ。

1部AリーガのVMFDジャルギリス対FKトラカイ戦で決まったゴールが、あの伝説の一撃を想起させるものだった。

FKトラカイに2点のリードを許した試合終了間際の86分、VMFDジャルギリスのフリーキックは一度相手選手にクリアされるのだが、そのこぼれ球にアンドロ・スブリュガがこのボレー!

EURO1988の決勝、ソ連戦でマルコ・ファン・バステンが決めた“角度0度”による伝説のボレーをちょうど反転させたようなゴールである。

キックはややアウト回転もかかっており、蹴った本人としてもイメージ通りだったはず。

にもかかわらず、これだけのゴラッソを決めておきながら一目散に自陣へと走り、チームメイトに帰陣を促す姿勢がかっこいい!

試合はこのまま終了しVMFDジャルギリスが1-2と敗れたが、勝利へのこだわりを感じるプレーであった。

ちなみに余談だが、このスタジアムのスタンドはリトアニアの国旗カラーであるようだ。

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