代表チームが東南アジアを席巻し、ACLでも存在感を示しつつあるタイサッカーの次なる目標は世界だ。

現在行われているワールドカップ・アジア2次予選では、他の東南アジア各国が苦戦を強いられている中、タイは、ベトナム、台湾を下し、中東のイラクと引き分けて、2勝1分でグループ首位につけている。

かつてのタイ代表は、首都バンコクのクラブに所属する選手らが中心となっていた。しかし、現在の代表は、各地に散らばる10チーム余りから選手が招集されている。以前のタイがベトナムより勝っている点と言えば、主にフィジカルとロングシュートだったが、現在はテクニックから組織力や試合運びまで、あらゆる面でタイが上回っている。

“タイのジーコ”の異名で知られるタイ代表キャティサック・セーナームアン監督は、「タイの財閥がイギリスに進出することは、タイの若手の海外挑戦を支援することにも繋がっている」と述べている。タイの目標は、“脱東南アジア”。その視線は既に世界に向けられている。

記事提供元:「“脱東南アジアサッカー” を目指すタイ、その背中を追うベトナム@Vietnam Football

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