『Daily Star』は「今夏パリ・サンジェルマンからローマに移籍したフランス代表DFリュカ・ディーニュは、英国からのオファーを断っていた」と報じた。
かつてリール時代に指導を受けていたルディ・ガルシア監督が率いているローマに加入し、すぐさまポジションを獲得するなど、以前は「天才」と呼ばれていただけの能力を見せつけているディーニュ。
パリ・サンジェルマンではそれほど出番がなかったために今夏は移籍を明言しており、多くのクラブが彼に注目していたと言われている。
その中にはイングランド・プレミアリーグのリヴァプールなども報道で名前があがっていたのだが、ディーニュは英国方面のオファーについては断ったと『L'Equipe』に対して明言した。
リュカ・ディーニュ
「ルディ・ガルシア監督は、確かにここに来るに当たって大きな影響を与えたものではある。しかし、彼が唯一の理由ではないんだ。ローマは何年も前から僕に興味を持っていてくれたからね。
僕はイングランド方面からのオファーも受けていた。しかし、僕はローマこそが僕をもっとも求めてくれていると気付いていたんだよ。
ローンで来ているから、ここにどれだけいられるかは分からない。しかし、僕はこのシャツのために全てを捧げる覚悟だ」
「(ローマでの生活は?)
短い間に僕はイタリアの王者であるユヴェントス、そして欧州の王者であるバルセロナと戦ったんだ。
僕はローマにいる選手達から多くの経験を受け取っているし、家族の環境ももう整った。
ファンのこと? 多くの人々が僕たちを支えてくれているのを見ると落ち着くよ。彼らはスクデットのことについて話しているね。それは僕がここに来た理由だと理解したよ」