リーガ・エスパニョーラで4連勝スタートを飾っていたディフェンディング・チャンピオンのバルセロナ。

23日、アウェイでセルタと対戦したのだがちょっとした波乱があった。

エスタディオ・バライードスで行われたこの試合、セルタがバルセロナ相手に4-1と圧勝し、無敗を継続していた前年度王者に土をつけたのだ。

ここ2シーズンのリーガにおいて、連続して1桁順位でフィニッシュしているセルタ。セルタといえばルイス・エンリケ監督がバルセロナの監督に就任する前に率いていたチームであり、ここまでの4試合で3勝1分とこちらも無敗を続けていた。

無敗同士の一番で4ゴールを決めたセルタだが、なかでも圧巻だったのはリヴァプールに在籍していたあの選手のループシュートだった。

1-0のリードで迎えた30分、ハーフウェーラインでジェラール・ピケがボールの処理を誤ると、セルタが高速カウンターを発動!

ノリートがこのボールをヘディングでクリアすると、この夏リヴァプールからセルタへと復帰していたイアゴ・アスパスがピケの背後のスペースに走り込む。

自慢の脚力でハビエル・マスケラーノとピケのダッシュを振り切ったイアゴ・アスパスは、マーク=アンドレ・テア・シュテーゲンの頭上に完璧なループシュートを放ち、貴重な追加点をゲットした。

今シーズンのリーガ開幕節でもゴールを決めていたイアゴ・アスパス。セルタは自身がユース時代を過ごしたクラブであり、2009-10シーズンから2011-12シーズンにかけて大ブレイクした当時のチームである。

今シーズンから古巣への復帰が決定したわけだが、やはりよほど水が合うのかここまで好調なパフォーマンスを続けている。

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