日本代表の歴史的な大金星により、大きな注目を集めているラグビー・ワールドカップ。次回、日本で開催される2019年大会を前にした今回は、イングランドで行われている。
イングランドといえば「サッカーの母国」として有名だが、ラグビーにおいても発祥の地。日本の秩父宮ラグビー場のようなラグビー専用のスタジアムも多数存在している。
そこで今回のワールドカップに合わせて、イングランドだけでなくイギリス国内におけるスタジアムの収容人数ランキングTOP30を調べてみた。プレミアリーグでお馴染みの舞台から耳慣れないスタジアムまで、なかなか面白い結果だったので楽しんでもらえれば幸いである。
まずは30位から21位(収容人数の右はホームとして使用している主なチーム)。
30.モリニュー・スタジアム
31,700人/ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ
29.ケイスメント・パーク
32,000人/アントリムGAA
28.キング・パワー・スタジアム
32,500人/レスター・シティ
27.リコー・アリーナ
32,609人/コヴェントリー・シティ
26.ブラモール・レーン
32,609人/シェフィールド・ユナイテッド
25.セント・メリーズ・スタジアム
32,689人/サウサンプトン
24.カーディフ・シティ・スタジアム
33,280人/カーディフ・シティ
23.iProスタジアム
33,597人/ダービー・カウンティ
22.リヴァーサイド・スタジアム
35,100人/ミドルズブラ
21.ブーリン・グラウンド
35,647人/ウェストハム・ユナイテッド(※2015-16シーズンまで)
30位は現在2部を戦っているウルヴスのホーム、モリニュー。「名前は聞いたことがある」というサッカーファンは少なくないかもしれない。
Magic of #Molineux 'plane' for all to see in stunning aerial image http://t.co/6wFRNmgiO9 #Wolverhampton pic.twitter.com/fSxyL6tkPX
— Express & Star (@ExpressandStar) 2015, 4月 24
このちょっぴり可愛いスタジアム名は、18世紀の商人ベンジャミン・モリニューに由来。スタジアムの場所に昔「モリニュー・ハウス」という彼のホテルがあったことから、後にその名が引き継がれたのだという。
岡崎慎司が所属するレスターのキング・パワー・スタジアム、2012年のロンドン五輪で男女ともに試合を行ったリコー・アリーナなどはそれぞれ2002年、2005年にできた新しいスタジアム。逆にブラモール・レーンは幾度もの改修を経てはいるものの、1855年開場というかなり古いスタジアムだ。
The Boleyn ground #whufc #whu pic.twitter.com/1nyfIM0w4Q
— EastEndFortunes (@EastEndFortunes) 2015, 7月 24
こちらも1904年開場。21位と意外に大きい?ウェストハムのブーリン・グラウンド(アップトン・パーク)だが、今季、2015-16シーズンをもって閉鎖。すでにGalliard Groupというデベロッパーへ売却されることが決まっているようだ。
29位のケイスメント・パークはアイルランドの伝統スポーツ、ゲーリック・ゲームズ(ゲーリックフットボールやハーリングなど)が主に行われるベルファストのスタジアム。